惑星の中で何が一番好きかと訊かれたら…
(『2006年8月24日以降の惑星じゃなきゃダメ?』
と一度きき直したあと、ダメだと言われたら)
ぼくが挙げるのは ---- 金星だ。
冥王代の地球に興味のある者としては、この惑星は気になる。
古代から美の女神の名で呼ばれ、宵の明星・明けの明星として
美しく輝く星の代表格なんだが、近づいてみるとあらビックリ!
地表の平均温度400度超、90気圧!
二酸化炭素の大気で果てしなく続く温室効果!
二酸化硫黄の雲から降る硫酸の雨!
なかなかどうして激しい星ですわ。
地球がもうちょっとだけ太陽に近かったら、
金星と同じようになっていたかもしれないと言われている。
かつてはこの二惑星は同じような大気をもっていて、
ともに灼熱の星だったが、だんだん冷えてきた時、
地球では雨が地に溜まり海ができた。
少しだけ太陽に近かった金星では、海ができなかったか
又はできても蒸発してしまったかで、大気中の二酸化炭素が
水に溶けることなく残り続けたため、
今のような状態になったのだという。
金星と太陽の平均距離は、地球と太陽の0.72倍、4分の3ほど。
たった4000万kmの差だ。宇宙じゃほんのちょっぴりだよなぁ。
金星と地球は大きさや密度が近いから、もし最初の状態が
そっくりならば本当に仮説の通りなのかも。
ともあれ地球には幸いなことに海ができた。
二酸化炭素は海に溶け、海で生命がはじめて生まれ、
やがて光合成を行う生物が生まれ、そして大気に酸素が増えた。
ぼくが今ここに存在していることを
何に感謝すればいいのかというと
…やっぱり太陽からの距離??
金星と地球の形成過程、どちらも興味津々。
前回も言ったけど、見てみたいな~~、やっぱり。
これもタイムマシンがあったって無理なんだけどさー。
観測や理論で解き明かしたことが、本当の本当にそうかどうかって
結局人間には見られないんだよね。
そのへんが面白いところというか、歯がゆいところというか。
でももし全部解き明かしちゃったら、案外つまんないのかも。
人類がそこまで到達する日は来るのか、
それとも違う生物に進化の最先端の座を譲るのか、
もちろん、それも分かんないんだけどね。
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